弘法大師像 制作「経過報告」(3)

 令和3年11月24日、弘法大師像が完成し不動堂にお祀(まつ)りされました。前に報告しましたように、全体のお姿は薄彩色(うすさいしき)ですがお顔と胸、手は木肌(きはだ)のままです。彫刻の鑿(のみ)の跡も分るような自然の風合(ふうあ)いが感じられます。また、お顔を始め全体のお姿も私が思い描いていたお大師さまの雰囲気が感じられる出来(でき)映(ば)えとなりました。
 高さはご本尊不動明王三尊に合わせ、御椅子の下に増板をはかせて調節しました。
 12月21日のご縁日に開眼する予定です。

不動堂正面に掛板(かけいた)がかけられました。「令和不動尊 護摩修法所」と記しました。

合掌
2021年11月30日